クラインガルテン

クラインガルテンというものをご存知でしょうか?

ドイツ語で「小さな庭」を意味する「クラインガルテン」は
野菜作りやガーデニングなどができる農地と、それに併設された
ラウベと呼ばれる休憩小屋を数ヶ月~数年単位で借りて利用する
ことができるところです。

日本ではあまり知られていないクラインガルテンですが、
ヨーロッパ諸国では古くから癒しの空間として、またコミュニティ
形成の場として重要な役割を担ってきたものなのです。

クラインガルテンで併設されているラウベは休憩小屋と
言いましたが、現在のラウベの多くはバス、トイレ、キッチンなどが
完備されたログハウスのような建物になっています。

そのため、滞在中もラウベで快適に過ごすことができるので、
週末に別荘感覚で利用する方も多いです。

クラインガルテンでは複数の農地、ラウベが隣接しているため、
他の利用者の方との交流が楽しめるのも一つの特徴です。

また、クラインガルテンは地元農家の方と提携して
運営されていることが多く、地元農家の方が農園アドバイザー
として、利用者の農作業の手助けをしてくれるところもあります。

料金は年間で30~60万円程度と各クラインガルテンで
差がありますが、通常の庭付き一戸建て賃貸に比べると
安くなっているところがほとんどです。

短期の田舎暮らし体験では満足できない方や
週末をゆったりと過ごす別荘が欲しいという方はぜひ一度
クラインガルテンを利用してみることをお勧めします。